こんにちは!
シンプルな生活を目指している、てんです。
今回、僕が僕に課したクエストは、『ソフトバンクからLINEMOへの準備』です。
キャリアの変更は、申し込み前に準備をしなければならないことがいくつもあります。
「通信費はもっと安くなる!」格安SIMや大手キャリアの格安ブランド・プランが出た時、テレビやCM、YouTubeで情報が飛び交っていました。
スマホ料金は安くなるかもしれないけど「面倒くさそう」「なんか不安」「使い勝手が悪くなりそう」と、何となく思っていました。
ある時、興味が湧き始めて調べていると、周りに格安SIMを使っている人が意外といることを知りました。手間は多少かかっても、自分に合いそう。と思い、契約変更に心が揺らいでいきました。
新しいことにチャレンジする時・何かを選ぶ時など、とにかく時間がかかる僕ですが、このクエストはクリアできるのでしょうか。
LINEMOにたどり着くまでの道のり
基本的なことを知る
格安SIMと格安ブランド・プラン
格安SIMを知ったのは、大手キャリアから格安ブランド・プランが発表されるよりも前のこと。
まず、『格安SIM』と『格安ブランド・プラン』の違いから調べてみました。
格安SIMとは
格安料金で使用できる通信サービスのことです。
格安SIMを提供している会社(MVNO /Mobile Virtual Network Operator)は、大手キャリアの設備(基地局など)を借りて、サービスを提供しています。設備を借りていることで、コストが抑えられているようです。
格安ブランド・プランとは
大手キャリアが提供している、低価格な料金プランのことです。
格安SIMとは違い、大手キャリアの設備をそのまま使用しています。低価格が実現されている理由として、プランが少ない(1つや2つ)、店頭でのサポートがない(ネットによる申込)などがあげられます。
<大手キャリアの格安ブランド>
■ahamo(キャリア:docomo)
■povo(キャリア:au)
■LINEMO(キャリア:ソフトバンク)
LINEMOに決めた理由
数ある選択肢の中から、僕がLINEMOに決めた理由は至って単純でした。
それは、「ソフトバンクを使っていたから、契約変更が簡単にできそう」でした。
格安SIMにするのか、大手キャリアの格安ブランド・プランにするのか、
何が一番お得か、を考えるのも大事な気はしましたが、
とにかく迷う僕には、全てを網羅して決断するのは大仕事でした。
調べているうちに、面倒になってやめる。ということにならないように、簡単に手続きができそうなものに決めました。
ハードルは低い方がいい。僕にとってはこれが最適解のようです。
しかし、「LINEMOにする!」という気持ちは固まり、いざ手続きへ!
と、ならないのが僕です。
実際にLINEMOを申し込むまで、いくつかのミッションに遭遇しました。
LINEMOを申し込む前のミッション
ミッション1 申し込みまでの手順を調べる
元々使用していたのは、ソフトバンクです。
ソフトバンクからLINEMOにするまでに
・準備しなければならないこと
・注意しなければならないこと
などを調べました。
準備しなければならないこと(新たなミッション)
- 料金(月額基本料、通話料、SMS送信)
- データ量
- Apple Wacthモバイル通信サービスが使えない
- キャリアメールが使えなくなる。
クリアできていること
・『ソフトバンクまとめて支払い』をしているものがないか?(一旦解除になるので、再登録が必要)
→ソフトバンクまとめて支払いを利用しているものはありませんでした。
・Yahoo!プレミアム(ソフトバンク特約の適用)が解除される。
→Yahoo!プレミアムの利用状況を確認しました。
過去の利用状況から、解約されても不便はなさそうでした。
・留守番電話、転送電話はできない。
→留守番電話、転送電話はなくても生活に支障がないと判断できました。
ミッション2 料金(月額基本料、通話料、SMS送信)の不安をクリアせよ。
料金は、今回契約変更するにあたって一番のポイントです。
LINEMOには、『ミニプラン』と『スマホプラン』の2つのプランがあります。
大きな違いは、データ量によって月額基本料が違うことです。
<ミニプラン>
データ量 :3GB
月額基本料:990円(税込)
<スマホプラン>
データ量 :20GB
月額基本料:2,728円(税込)
次のミッションに出てきますが、感覚的に3GBでは足りないような気がして、20GBを選択しました。20GBを選択したとしても、ソフトバンクで契約していたプランから考えると、5,000円は安くなります。20GBを使用して、余裕があると判断すれば、その時は3GBに変更すればいいかな。と思っています。
次に通話料を見てみましょう。通話料は、プランによる差はありません。
国内通話は、22円/30秒。ソフトバンクで契約していたプランは、1回5分以内は国内通話無料。
5分超えると20円/30秒の準定額オプションでした。
料金は高くなりますが、そもそも通話をしているのか?がポイントです。
結論、通話はほとんど使用していなく、LINE通話に代替え可能(これまでもLINE通話を使用)と判断しました。LINE通話ができなくても、1分以上通話をする用事も思い浮かばないので問題なしです。
最後に、SMS送信の料金について確認します。これもプランによる差はありません。
SMS送信は、3.3円/1通。(機種・アプリケーションによって1通信で送信可能な文字数が異なる)受信は無料。
SMSで連絡を取り合うことはほとんどないので、問題なしと判断しました。
しかし、自分が使用しているiPhoneの画面上で、パッと見同じに見えるMMSに少し課題が残ります。
SMSとMMSの違いを含め、詳しくはミッション4にて記載します。
ミッション2 料金の不安は3つのポイントがありましたが、ミッションクリアです!
ミッション3 データ量の不安をクリアせよ。
質を下げないため、僕にとって重要なポイントがデータ量です。
ミッション2で触れましたが、何となく3GBでは足りないと思ったので20GBにしよう、
と思ってはいますが、根拠がないと不安です。
そのため、自分が普段どれくらいのデータ量を使用している(していた)のかを調べました。
ソフトバンクの『My SoftBank』にて確認、過去数ヶ月を見ます。
注意した点は、長期休暇があった月など、普段と違う生活をした期間は考慮しないということです。
家では、スマホはWi-Fiに繋がっているので、長期休暇など自宅にいる時間が長い月はあまり参考になりません。
過去数ヶ月を確認してみたところ、
3GBは超えるが、10GBは超えていませんでした。平均で7GBほどです。
1GBのデータ消費量がどのくらいかピンときませんが、
自宅のWi-Fi環境を加味した上で、数字的には十分にカバーできることがわかりました。
ちなみに動画視聴で換算すると、20GB・標準画質で40時間~60時間見られるようです。
僕の1日あたりの使用状況(仕事の日、Wi-Fiなしの環境)を考えてみても、
問題なし、と判断できたので不安は解消できました。
ミッション4 Apple Watchモバイル通信サービスが使えない。対処方法を考えよ。
僕は、Apple Watch GPS+Cellularモデルを使用しています。
Cellularモデルを選んだ理由は、2点でした。
- iPhoneがそばになくても、電話をかけたりメッセージを送ったりできる点に魅力を感じた。
- Cellularモデルしかないケースが欲しかった。
今回、対処方法を考えなければならないのは、1番です。
『iPhoneを持たずに、Apple Watchだけをつけて、生活する場面がどれくらいあるか?』
答えは、「ほとんどない。」でした。ウォーキングする時でさえも、iPhoneを持ち歩いています。
Apple Watchを購入した当時、想定していたApple Watch単体での通話やメッセージ送信は、
僕の生活環境においては、ほとんど使用していないことに気づきました。
使用していないことが分かった時点で、ソフトバンクのモバイル通信サービスを解約しました。
試しに1〜2週間程度、不便があるかを様子を伺っていましたが、心配はありませんでした。
ちなみに、料金は385円/月(4年無料キャンペーン以降の料金)と、
額面としてはそれほど高額ではありません。
しかし、金額のことよりも使いこなせていないものにお金を払っていたのか・・・と思うと、
何とも情けない・・・。という感じでした。
つい、「あった方がいいよね!」と思って、使いもしないサービスに申し込むことがあります。
よく考えて決めること、申し込んだとしてもたま〜に見直すことも大切ですね。
ミッション5 キャリアメールが使えなくなる。準備せよ。
LINEMOはキャリアメールが使えなくなります。
この準備が、非常に大変で僕にとっては最大の難関でした。
ソフトバンクは、
Eメール(i)の『@i.softbank.jp』と
MMSの『@softbank.ne.jp』の2つのアドレスがありました。
各アドレスに届いているメールを、別のアドレスに届くように変更しなければなりません。
今や、家族・友人との連絡手段はLINEがほとんどで、
場合に応じて、InstargramやTwitter、FacebookなどのSNSを利用していることが多くなりました。
そのため、キャリアメールに届くのは、企業からのサービス案内やメールマガジンがほとんどです。
『@yahoo.co.jp』や『@gmail.com』などのフリーアドレス、
Apple IDが必要にはなりますが、Appleが提供するiCloudメール『@icloud.com』など、
僕は安全性を第一に、メールアドレスの登録変更を行いました。
アナログですが、下記のような手順でメールアドレスの登録変更を行いました。
- キャリアメールに届いているメールを確認、送信元を書き出す
- 各サービスのサイトにアクセスして、メールアドレス変更を行う
- 登録変更の確認が取れたら、完了です
僕は、上記手順で「このサービスはこっちのアドレス。これはあっちのアドレス・・・」と、
都度、アドレスを考えながら行いましたが、『事前にどのアドレスにするか決めてから行う』ことを
オススメします。
迷う時間・考える時間の節約にもなると思います。
また、使っていないサービスは、この機会に解約してしまうのもオススメです。
不要なサービス案内・メールマガジンの整理にもなります。
最後に、唯一キャリアメールで連絡を取り合っている人、
母に「@~のアドレスがなくなって、番号でのやりとりになるからね」と伝えましたが、
「???」と不思議そうにしていました。
これは、契約変更して実際にメールを送ってから、もう一度説明することにしました。
一番、不安かつ面倒だと思っていた、キャリアメールの準備も無事完了し、
全てのミッションクリアです!
ミッションクリアして気づいたこと
ここまで準備すれば、あとはLINEMOのサイトで契約を申し込むだけです。
漠然としていた、格安ブランド・プランへの変更も、やることを一つずつクリアしていけば、
不安なく行えます。
進めていく中で、
・使っていないサービスに登録している
・メールアドレスの使い分けができていない、
など、自分が勝手に複雑にしていることが多い、とも感じました。
普段からシンプルな生活にすることで、今回のように“何かを変える”時も、スムーズに行える。
と、そもそも論に気づいたのでした。
何はともあれ、
「ソフトバンクからLINEMOへ 準備クエスト」達成!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回クエストで、またお会いしましょう。
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